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北海道・トマム&帯広 2026年春 Day 4

Day 4: ミカクの和朝食、スノボ2日目、KUMO Cafe で雲のマシュマロ

2026年3月28日

Day 4 を振り返って強く残っているのは、「トマムを使い切った」という達成感です。3つある朝食会場を3日かけて全部回り切り、ゲレンデも2日連続で滑り切って、夜は手頃で満足感の高い夕食で締める──Day 2 の「様子見」のテンションが Day 3 でリズムに乗り、Day 4 でちゃんと「完走」に到達した、という体感の一日でした。途中、ゲレンデの真ん中で赤いザクと出会うという完全に予定外のおまけまでついてきたので、振り返ったときの印象が一段にぎやかになっています。

1日の流れ

時間帯行動
ミカク で和食ビュッフェ朝食
日中スノーボード2日目(雲海ゴンドラエリアまで広範囲を滑走)
山頂KUMO Cafe で休憩
カマロ・ステーキダイナーで夕食(ハラミコース)

① 朝食:ミカク(3会場制覇)

事実メモ

  • 体験型和食ビュッフェ
  • その場で焼く だし巻き卵サーモンお茶漬け を仕上げてくれる
  • 宿泊エリアから最も近いため3会場で最も混む
  • hal・ニニヌプリと違い「和の朝食」が中心

詳しくは → ミカクの記事

3日連続で朝食会場を切り替えてきたローテーションも、この日でいよいよ最終地点のミカク。順位を競ったというよりも、「3日連続の朝で、トマムの朝食会場をぜんぶ試させてもらえる」という体験そのものの豊かさが、振り返ってみるとミカクに着いた朝のテンションになっていた気がします。

窓の外に雪山を望みながら並ぶ和朝食のトレイ。焼き鮭のお茶漬け・だし巻き・味噌汁・煮物・オレンジジュース ミカクの記事

ミカクは hal・ニニヌプリと並びは違って、徹底した和食ビュッフェです。フレンチトーストはありません。その代わりに、スタッフがその場で仕上げてくれるだし巻き卵焼き鮭のお茶漬けという、明らかに「ここでしか食べられない方の朝食」が用意されています。両方とも体験しましたが、特に印象に残ったのは焼きたてのだし巻き卵でした。ビュッフェのトレイの上に乗ってくる料理だと思って眺めていると、その柔らかさと出汁の効き方が完全に予想を上回ってくる、というギャップがあって、これは確かに「並んででも食べる価値がある一品」だな、と思える朝食でした。

3日かけて3会場すべてを試した結果、「もう一度行くならどこか」を順に並べると hal > ミカク > ニニヌプリ の順序になりました。hal はやはり接客とフレンチトーストの完成度がそのまま強く、ミカクは「ここでしかない体験」で 2 番目、ニニヌプリは独自ラインはあるものの、自分が朝うどん・牛乳の習慣がない分、点数を引き上げる要素が薄かった、というのが正直な感覚です。3つキャラクターが違うので、滞在中に巡れるなら全部試してみる価値はあると思います。


② スノーボード2日目

事実メモ

  • 前日より早く滑り出し、広範囲を滑走
  • 雲海ゴンドラ方面へ滑り降りる
  • リゾートセンターで予想外のイベントに遭遇
    • ザクのコスプレ および マスコット「ニポちゃん」 登場
  • ゲレンデの広さを実感する1日

詳しくは → スノーボード(2日目)の記事

朝食を済ませた頃にはまだ午前の良い時間で、前日に2日券をまとめて手配しておいた効果がここで効いてきました。リフトとレンタル手続きをすっ飛ばして、そのままゲレンデへ直行できる。前日より滑り出しが圧倒的に早かったぶん、この日は1日目より行動範囲を広く取ることができました。

ゲレンデから見渡すトマム・ザ・タワー2棟と広大な斜面 スノーボード(2日目)の記事

前日は「ニポの山」エリアを中心に滑っていましたが、この日は思い切って雲海ゴンドラエリアまで滑り降りるルートに踏み込みました。同じトマムの中とはいえ、降り立った先には黄色い75番ゴンドラがあって、まわりの雰囲気もぐっと変わります。「ゲレンデを移動する」というよりは、「リゾートの別ゾーンに滑って渡る」みたいな感覚で、トマムのゲレンデが思っていた以上に広いことを身体で理解した一本でした。山頂まで上がればKUMO Cafeがあるので、その流れで自然に休憩タイムに入れるのもありがたかったです。

黄色い75番ゴンドラと山頂のスキー板ラック。青空が広がる

そしてこの日のいちばんの「予想外」が、リゾートセンター付近まで滑り降りたところで起きました。ゲレンデのど真ん中、視界に入ってきたのは──赤いザクのフルコスプレを着た人が、旗を持って雪の上に立っている、という絵面です。スノボで滑り降りた先に唐突にザクが立っているという情報量の渋滞に、思わずブレーキを踏んで足を止めて撮影してしまいました。

ゲレンデに現れた赤いザクのフルコスプレ。旗を手に立ち尽くす迫力の存在感

近づいてみると、トマムのマスコットキャラクター「ニポちゃん」も登場していて、子供たちと記念撮影の列ができています。なんならゴールデンレトリバーまで一緒に写真に収まっていて、もはやゲレンデの一角がちょっとしたフォトスポットになっていました。現地で事情を聞くと、どうやら子供会のコスプレイベントが開かれていたようで、「なるほど、それでこの光景なのか」とようやく腑に落ちる、という流れです。シーズン中のトマムでは、こういう「ふらっと滑り降りた先に予想外のイベントが立ち上がっている」ことが普通にあるらしく、ゲレンデを広く動き回ったご褒美のような一日になりました。

トマムのマスコット・ニポちゃんと一緒に記念撮影する子供。ゴールデンレトリバーも参加


③ KUMO Cafe(雲海ゴンドラ山頂)

事実メモ

  • 雲海ゴンドラ山頂の休憩スポット
  • 「雲」をテーマにしたメニュー(雲ソフト・雲海コーヒー)
  • 雲の形のマシュマロをホットコーヒーに溶かして飲む スタイル
  • スノーボードの合間の休憩にちょうどよい

詳しくは → KUMO Cafe の記事

雲海ゴンドラエリアまで滑り降りたタイミングで、山頂施設に入っている KUMO Cafe に立ち寄りました。Day 2 にクラウドウォーク・クラウドバーで同じ山頂を観光目的で訪れたときは、雪の上をうろついて景色を見て帰る、という動き方でしたが、ボードを担いで自分の足で滑り降りてきた帰りに同じ場所でひと息つく、というのは、また違う充実感がありました。

KUMO Cafe Menuの看板。雲ソフト・雲海コーヒー・雲ミルクティーなどが並ぶ KUMO Cafe の記事

メニューを見るとわかるとおり、KUMO Cafe は徹底して「雲」をテーマにしたラインナップで、雲ソフト・雲海コーヒー・雲ミルクティー・雲海ソーダと、見出しの時点から世界観が一貫しています。今回は雲ソフト雲海コーヒーを両方注文しました。

水色の雲デザインカップに入ったテイクアウトドリンク

雲ソフトは、水色に白い木々のシルエットが入ったカップそのものがすでに可愛くて、寒い山頂でわざわざ冷たいものを頼んだ、という事実も含めて、ちょっとした遊びのある一杯でした。

雲の形をしたマシュマロが浮かぶ雲海コーヒー。ホットコーヒーに溶かして飲む独創的なスタイル

そして本命の雲海コーヒー。雲の形をしたマシュマロがコーヒーの上に浮かんでいて、これを砂糖代わりに溶かしながら飲むスタイルです。一番印象に残ったのは、見た目の可愛さよりも後半に向かってコーヒーが甘くなっていく味の変化でした。一杯のドリンクなのに、飲み始めと飲み終わりで明確に違う飲み物になっていて、「ただ甘いコーヒー」とも「ただのブラック」とも違う、独特の体験になります。寒い山頂でスノボの後の体に流し込むホットコーヒー、というだけでも十分なご褒美なのですが、そこに「味が動く」という要素が一段乗ってくる感じで、KUMO Cafe の名物に置かれている理由が一杯で納得できる仕掛けでした。


④ 夕食:カマロ・ステーキダイナー

事実メモ

  • ホタルストリートのステーキ店
  • ハラミコース構成: ハラミステーキ + ガーリックライス + サラダ + フライドポテト + バケット + スープ + シャーベット
  • 品数が豊富でコスパと満足度が高い
  • スノーボード後の締めくくりに最適

詳しくは → カマロ・ステーキダイナーの記事

スノーボード2日連続を滑り切った夜の夕食には、ホタルストリートの カマロ・ステーキダイナーを選びました。注文したのはハラミステーキのコースセットで、これがメイン1皿の値段でついてくる構成としては、ちょっと驚くくらい品数の多いセットでした。

サッポロクラシックの大ジョッキ。琥珀色の泡立つビールがテーブルに届く カマロ・ステーキダイナーの記事

まずはサッポロクラシックの大ジョッキで乾杯から。北海道限定で本州ではなかなか出会えないこのビールを大ジョッキで飲める、というだけでもうかなり満点に近いスタート地点で、ゲレンデで消費した分のカロリーを取り戻しに行くような気持ちで一気に飲み下していました。

サーモンとイクラのサラダとビール。グリーンの上に鮮やかなサーモンとイクラが乗る

コースの中で「これがコースの一品で出てきていいの?」と一番感じたのが、前菜のサーモンとイクラのサラダでした。葉物の上に切り身のサーモンとイクラがしっかり乗ってきて、見た目の時点でもう前菜の枠を逸脱しています。ステーキを待つ間のつまみとしての枠を超えて、これ単品でも一皿として満足できる完成度で、コースの中で個人的にいちばん「贅沢だな」と思った一品でした。

鉄板の上で焼き上がったハラミステーキ。肉厚でジューシーな一皿

メインのハラミステーキは、鉄板でジュージューと音を立てながらやってきます。一口目の感想は、味の感動というよりも、「これだけのコース構成で、この価格で、ここまでちゃんとしたお肉が出てくるのか」というコスパへの納得感でした。前日の竹蔵もそうでしたが、ホタルストリートの店舗はそれなりにリゾート価格になりがちな中で、カマロは「物足りなさを感じない」枠を一段超えて、「これは普通に得をしている方の食事だ」と思える夜になりました。スノーボード2日分の疲労がいい意味で吹き飛ぶ、頼もしい夕食です。


この日を一言で

2日間を滑り切った、トマムスノボの締めの日。