北海道・トマム&帯広 2026年春 Day 3
Day 3: ニニヌプリの朝食、スマート洗濯、そして終日スノーボード
2026年3月27日
Day 3 を振り返って一番強く残っているのは、ゲレンデから自分の泊まっているザ・タワーが見える、というトマム独自の動線でした。朝の窓から眺めた雪景色、朝食を食べたニニヌプリ、洗濯を回したコインランドリー、そして終日滑り続けたゲレンデ、夜のホタルストリート──そのすべてが地続きで、リフトに乗りながらでも、滑りながらでも、その日に通ったすべての場所が視界のどこかにある、という不思議な実感のある一日でした。
1日の流れ
| 時間帯 | 行動 |
|---|---|
| 朝 | 部屋から雪景色 → 森のレストラン ニニヌプリで朝食 |
| 朝食後 | AQUA アプリでコインランドリー |
| 日中 | トマムゲレンデで終日スノーボード |
| 夜 | Cafe&Hamburger つきの で夕食 |
① 朝:部屋からの雪景色
事実メモ(既存薄い記事より)
- トマム・ザ・タワー高層階の客室から広大な雪景色
- 広い平野+遠くの山並み+木々の間の施設
- 雲の動きで表情が変わる(この日は薄く雲がかかった柔らかな光)
3日目の朝、いつものようにカーテンを開けると、いつもの雪景色がそこにありました。Day 1 から数えて3回目の同じ眺めなのに、不思議と「またこれか」とはならなくて、毎朝ちゃんと小さく驚いていることに、こちらが先に驚かされる感じです。広い平野・遠くの山並み・木々の間に点在する建物、というレイヤー構造はそのままに、雲のかかり具合や光の色だけが日替わりで変わる。「3日目でもまだ見飽きない」というのが、この朝の率直な感想でした。

② 朝食:森のレストラン ニニヌプリ
事実メモ(既存薄い記事より)
- 入り口の床に丸いロゴ看板(「ニニヌプリ」はアイヌ語で「二峰の山」)
- ビュッフェ形式、品数は hal より少なめ
- ニニヌプリ独自: うどん・牛乳が提供される
- フレンチトーストもあり
- 座席数は hal より多くゆとりある空間
- 立地: スノーヴィレッジ寄り、ザ・タワーからはやや距離
- 朝の時間帯は混む → 早めが基本
3日目は「左から順番」のローテーションに沿って、2番目の朝食会場「森のレストラン ニニヌプリ」へ。入り口の床にぽつんと埋め込まれた丸いロゴ看板が、いかにも「森のレストラン」らしくて好きでした。

ラインナップ自体は前日の hal と比べると少し品数が少なく感じます。ただ、ニニヌプリにはうどんと牛乳という、hal にはなかった独自のラインがあって、3会場全体としてみるとお互いに被らないように設計されているのかな、という補完関係のような並びに見えました。フレンチトーストや基本的なビュッフェ料理は両方にあり、和食寄りのアイテムや牛乳をしっかり取りたい人にはニニヌプリのほうが合う、という棲み分けに感じます。私自身は朝からうどんや牛乳を飲食する習慣がないので、どちらも今回は試さなかったのですが、「朝からうどん」「牛乳でひと息」が好きな方にはむしろ hal よりもこちらを選ぶ価値がある会場だと思います。
立地についても触れておくと、ニニヌプリはスノーヴィレッジ/リゾナーレトマム寄りの場所にあるため、私たちが泊まっていたザ・タワーからは少し距離がありました。ただ、移動は屋根と壁のある渡り廊下を通っていく構造になっているので、雪景色を見ながら歩いていても寒さはほとんど気になりません。それでも「距離がある」ことには変わりがないので、リゾナーレトマムに泊まっている方には自然な動線で行きやすい会場であり、その点ではむしろリゾナーレ宿泊者向けの朝食会場としておすすめできる場所だな、という印象を受けました。
③ コインランドリー:AQUA アプリで完結
事実メモ(既存薄い記事より)
- トマム・ザ・タワーのコインランドリーは AQUA アプリ 対応
- QR コード決済(小銭不要)
- 残り時間・空き状況をアプリで確認可能
- 事前にスマートフォンへインストールしておくとスムーズ
- 複数泊の旅行で特に重宝
8日間の北海道旅で、トマムの3日目はちょうど折り返しに近いタイミング。ここで一度洗濯をしてしまえば、後半の荷物をぐっと軽くできる、という算段で、朝食後そのままコインランドリーへ向かいました。

トマム・ザ・タワーのコインランドリーは AQUA アプリ に対応していて、決済から終了時刻の確認までスマホで完結します。現金が要らないというだけでも嬉しいのですが、それ以上に「現場を離れてもアプリ側で終了目安時刻と空き状況がわかる」ところがとてもよかったです。回している間は部屋に戻ってのんびり過ごし、終わりかけのタイミングだけ取りに行く、という動かし方ができるので、コインランドリー特有の「ずっと張り付いていないと不安」が完全になくなりました。
機器のラインナップも充実していて、洗濯機と乾燥機がそれぞれ記憶では7〜8台ずつあり、待合スペースも広め。ソファー、畳んだ服を置けるテーブル、共用のカゴまで揃っていて、連泊している身としてはここで時間をつぶしてもまったく苦にならない快適な空間でした。「ホテルのコインランドリー」のフォーマットを一段抜けたつくりで、複数泊の旅行で長期的に荷物を回し続けるなら、トマム滞在中の早めのタイミングで一度ここを使ってしまうのが、後半戦のラクさに直結するように感じます。
④ 終日スノーボード
事実メモ
- 3月下旬の暖かな気候で リフト待ちなし
- 初心者でも安心のスタッフ対応
- 日が暮れるまで滑走
- 装備: ウェア・ボードを2日分レンタル、リフト券は2日券
詳しくは → スノーボード(1日目)の記事
洗濯を回し終えたあとは、いよいよこの日のメインイベントであるスノーボードです。翌日もゲレンデに出る予定だったので、ウェアとボードは2日分、リフト券も2日券をまとめて手配しました。手続きを一度で終わらせておくと、翌朝は朝食からそのままゲレンデへ直行できるので、複数日まとめて滑るならこのやり方が圧倒的に楽です。
3月下旬の平日というタイミングがよかったのか、リフトはほぼ待ちゼロ。乗り場に着いて、ほとんど止まる間もなくそのままチェアに腰を下ろせる、というのが何度も繰り返されます。

リフトで山頂まで上がると、雪に覆われた北海道らしいスケールの景色が広がります。雪山と、その手前に広がるトマムリゾート全体、そして自分たちが泊まっているザ・タワーが見える。「あそこに泊まっているんだ」という感覚が、滑っている最中にも何度も差し込まれてきて、ただゲレンデで体を動かしているというよりも、滞在しているリゾートを別の角度から眺めながら滑っている、という不思議な実感がありました。これは「ゲレンデと宿が同じ敷地にある」というトマムならではの体験だと思います。

リフト待ちがないことの一番のご利益は、たぶん「もう一本滑っちゃおう」が永遠に続いてしまうことだと思います。一本滑り終わってリフトに乗るまでのストレスがほぼゼロなので、「あと一本」が何度でも積み重なっていって、気がつくと空が青く染まり、ゲレンデの脇のタワーにライトが灯り始めていました。それでももう一本、と滑り続けて、結局は日が完全に暮れるところまでゲレンデにいました。3月の春雪気味の雪質でも、リフトのストレスがないというだけで、ここまで体力の続く限り滑れるんだ、と知った一日でした。

⑤ 夕食:Cafe&Hamburger つきの
事実メモ
- ホタルストリートのハンバーガー店
- 料理のクオリティは高い(ハンバーガー・ソーセージ・SORACHI 1984 ビール)
- スタッフ対応は他店と比べて物足りない印象
- 客入りは少なめ
詳しくは → つきの の記事
日が暮れるまで滑ったあとの夕食は、ホタルストリートの Cafe&Hamburger つきのへ。前夜に竹蔵や GARAKU には列ができていたのに、この店だけは比較的すんなり入れていたのが少し気になっていて、確かめる意味も込めての訪問でした。
注文した中で一番「よかった」と感じたのは、SORACHI 1984 のクラフトビールと、つきののソーセージ・ハンバーガー類とのペアリングです。北海道産のソラチホップが効いた個性的な香りのビールが、終日スノボで動き回ったあとの体にきれいに沁みていって、「これは確かにここでしか味わえない夜だな」と思える一杯でした。
→ つきの の記事
ソーセージ自体も、肉感がしっかり乗っていて食べ応え十分。ハンバーガーも同じくちゃんと美味しく、料理だけを評価するなら「もう一度来てもいい」と十分思える水準でした。

ただ、店全体の体験として書き残しておきたいのは、スタッフ対応への引っかかりです。入店時に「いらっしゃいませ」の声がそもそもなく、注文が席ではなくレジまで行くスタイルだったのですが、その案内もなかったため、席についてしばらく「次に何をすればいいのか」がわからず困惑しました。会場の広さに対して受付や案内担当のスタッフ数も足りていない印象で、整理券対応もないまま並ぶ場面では、人気店の列に並んでいるときの「ちゃんと管理されている安心感」が薄く、不安を抱えながら順番を待つ感じになります。客の入りが少ないこともあってか、スタッフの私語もそれなりに目立ち、料理の良さに対して「店としての設計」が間に合っていないように感じました。竹蔵や hal で受けた印象と比べると、同じリゾート内なのにここまで差が出るのか、という驚きと小さな残念さの両方が残った夕食でした。
この日を一言で
3月下旬でも十二分にスノボが楽しめる場所。
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