かま栄 駅前サンポート店|小樽で偶然出会ったパンロールの衝撃
小樽・かま栄の名物パンロール。蒲鉾×パンという奇抜な組み合わせが想像を超えた美味しさ。小樽駅前の長崎屋地下にある老舗蒲鉾屋、たまたま立ち寄った先での予想外の出会いをレポート。
寄るつもりのなかった店で、一番印象に残るものに出会った
旅先では、事前に調べた店よりも偶然立ち寄った場所の方が記憶に残ることがある。2024年12月下旬に訪れた小樽のかま栄は、まさにそのパターンだった。
もともとの目的は、同じ建物内の長崎屋に入っている生鮮食品売り場を見ること。北海道の地場の食材でも覗いてみようというくらいの気持ちで入ったのだが、視界に入ったのが「いかにも昔からここにいます」という佇まいの蒲鉾屋だった。
観光雑誌かウェブ記事かで見た記憶のある「パンロール」という文字が商品ディスプレイに並んでいて、気がつけば手に取っていた。
パンロールとは何か
パンロールは、蒲鉾を薄いパン生地で包んで揚げたものだ。シンプルに説明すれば「揚げパンの中に蒲鉾が入っている」ということになるが、それだけ聞いてもピンとこないかもしれない。
正直なところ、購入する前は「蒲鉾×パンという組み合わせが美味しいはずがない」と思っていた。だから「試しに食べてみよう」程度の期待値で手を出した。
しかし、一口食べた瞬間に「あ、これは本当に美味しい」と思った。

ショーケースに並ぶのはパンロールだけではなく、「マヨサンド」など気になる商品も。どれも1本237円という手頃な価格で、食べ歩きにちょうどいいサイズ感だ。
なぜこんなに美味しいのか
味の正体を言語化しようとすると難しいのだが、揚げたてのパン生地のサクッとした食感と、中の蒲鉾のもっちりした弾力が絶妙に合っている。蒲鉾の塩気と魚の風味がパンの素朴な甘みと合わさって、単独では思いつかないような組み合わせの旨さが生まれている。
これは「蒲鉾の延長」でも「揚げパンの延長」でもなく、その二つが組み合わさることで生まれる独自のジャンルだ。小樽という海産物の豊富な土地で、蒲鉾屋がパンと組み合わせることを思いついた、というのがよくわかる味だった。
かま栄という店について
かま栄は小樽を代表する蒲鉾店のひとつで、長い歴史を持つ。駅前サンポート店は小樽駅のすぐ目の前にある長崎屋ビルの地下1階に入っており、アクセスは非常に良い。観光で小樽駅を起点に動く方なら、迷わずに辿り着けるはずだ。
陳列されている蒲鉾の種類は豊富で、パンロール以外にも気になる商品が多い。小樽観光の合間に立ち寄り、いくつか試してみるような使い方ができる。

店内にはパンロールをモチーフにしたゆるキャラのぬいぐるみも置いてあり、思わず二度見してしまうかわいさ。ファン心をくすぐる小道具も、老舗ならではの余裕を感じさせる。
こんな人におすすめ
- ✅ 小樽で軽く何か食べたい
- ✅ 北海道らしい食べ歩きスポットを探している
- ✅ パンロールの存在は知っているが食べたことがない
- ✅ 予想外の美味しさに出会いたい
- ✅ 小樽駅近くで時間を使いたい
食べ方のポイント
パンロールは揚げたてを食べるのが一番だ。冷めても美味しいが、揚げたての外側のサクサク感は格別で、テイクアウトして少し時間が経つと食感が変わってしまう。可能であれば、受け取ってすぐに食べることをおすすめする。

持ち帰りでお土産にする場合は、真空パックされた製品もあるため、そちらを選ぶとよいかもしれない。かま栄の袋を提げて小樽の街を歩く、というのも旅の絵になる風景だ。詳しくは店頭で確認を。
アクセス
小樽駅を出てすぐ正面にある長崎屋ビルの地下1階。小樽観光の出発点や終点として動線に組み込みやすい立地だ。運河方面への観光前後に立ち寄るのも自然な流れになる。
まとめ
旅先で「これは食べておけばよかった」と後悔することはよくあるが、かま栄のパンロールは「食べておいて本当によかった」と思える一品だった。
事前に情報を持っていなくても、店の前を通れば自然と目に入る佇まいがあるのも良い。計画に入れていなくても出会える、小樽らしい偶然の体験だった。次に小樽を訪れるときも、また立ち寄ると思う。
よくある質問
Q. パンロール以外におすすめの商品はありますか?
A. 蒲鉾の種類が豊富で、様々な練り物が並んでいます。マヨサンドなどパンロールと同様に揚げた商品も人気です。その日の入荷状況や気分に合わせて選ぶのも楽しいです。
Q. お土産として持ち帰れますか?
A. 揚げたての商品はそのままでの持ち帰りには向きませんが、真空パック商品など持ち帰り向けの商品もあります。詳細は店頭でご確認ください。
Q. 何時から営業していますか?
A. 営業時間は要確認です。訪問前に店舗の最新情報をご確認ください。