【レビュー】死刑にいたる病を読みました!

読書

最近巷で話題の小説や映画って何?

まさにこの映画を観る前なんだけど、どんな概要?

 

ここ最近は読書から少し遠ざかっていたのですが、ふと息抜き中に観ていたYoutubeで当書籍映画化の広告を目にしました。

元々サスペンスものが好きなので目を引かれたということもあるのですが、まだまだこのコロナ禍なこのご時世でも満を持して映画化するぜ!という自信が垣間見えたこともあり、個人的にすごく興味をそそられました。

そこで今回は、タイトル記載の小説「死刑にいたる病」を読んだので、紹介したいと思います。

世間を震撼させた殺人犯からの1通の手紙から、大学生活に鬱屈していた主人公の環境が目まぐるしく変わっていき、想像を超えるほどの残酷な真相にたどり着くという非日常を感じられる一冊です。

「サイコサスペンス」や「映画化された小説」が好き!という方は、ぜひ当記事を読んでみてください!

「死刑にいたる病」のあらすじ

櫛木理宇のサイコサスペンス小説。

24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた犯人(榛村)が、最後の事件だけは冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明してほしいと主人公(雅也)に依頼する。

世間を震撼させた連続殺人からの1通の手紙から、大学生活に鬱屈していた雅也の生活が激変し、想像を超えるほどの残酷な真相にたどり着く。

 

榛村は犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよく店を訪れていた。

疑問に思った雅也が、自身や榛村の身辺調査を行いながら真相を解明するために奔走する。

 

おすすめポイント(ネタバレなし

…上記あらすじを見ただけでも、サスペンス好きにはグッとくるのではないでしょうか?

「死刑にいたる病」の良いところは、サクッと読めるにも関わらず、2回目や3回目も楽しめる伏線的な内容も盛り込まれています。

そのため、小説の後に映画を観たり、逆に映画を観た後の小説でも十二分に楽しめる内容だと思います。

サクッと読める要因は、サイコサスペンスやサイコパスものにありがちな、難解すぎたり過激な表現が少ないということと、主要な登場人物が少ない、という事と思います。

実際、あまり集中して読み込む方でない私も、仕事の合間や夜を使って2~3日間で読了できました^^

 

著者のプロフィール

櫛木理宇(クシキリウ) 1972年新潟県生まれ。

2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。

同年、『赤と白』で第25回小説すばる新人賞を受賞。

 

まとめ

「死刑にいたる病」は、「いま話題の面白いサイコサスペンス小説って何?」という方には、ピッタリの本なのではないでしょうか。

(映画版は未だ観ていないので分かりませんが)過激な表現も他書よりは少なめだと思うので「サスペンスは好きだけど”サイコ”って付くのはちょっと…」という方にもおすすめです。

 

ぜひ、みなさんも「死刑にいたる病」を読んでみて感想教えてください!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました